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2025年06月23日

土地の坪単価を徹底解説!相場の調べ方から価格の注意点まで




監修者
尼崎市の不動産
山内康司
TikTokにて、不動産売却・購入について配信中。
不動歴10年以上。元警察官。


土地の売却について

土地の坪単価を徹底解説!相場の調べ方から価格の注意点まで

土地の購入や売却を検討する際、坪単価は非常に重要な指標となります。この記事では、土地の坪単価の基本的な意味から、様々な調べ方、価格を決める要因、そして注意すべき点までをわかりやすく解説します。不動産取引をスムーズに進めるための知識を身につけましょう。

 
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坪単価とは?基本と計算方法

坪単価とは

坪単価の定義と重要性

坪単価は、土地の価格を1坪(約3.3平方メートル)あたりで示したものです。不動産取引において、土地の価値を比較検討する際の基本的な指標となります。坪単価は、その土地が持つ価値を、一定の基準で数値化したものであり、市場における相対的な位置づけを把握する上で不可欠です。類似の物件や過去の取引事例と比較することで、価格の妥当性を検証できます。
坪単価を知ることで、土地の価格が適正かどうかを判断する材料になります。高すぎず、安すぎない、適正な価格での購入や売却を実現するために、坪単価の理解は非常に重要です。不動産投資を行う際にも、坪単価は収益性を評価する上で欠かせない要素となります。将来的な価値変動を予測し、投資判断を行う上でも、坪単価の推移を把握しておくことが重要です。

 

坪単価の計算式

坪単価は、土地の総額を面積(坪)で割ることで求められます。この計算式は非常にシンプルですが、正確な数値を把握するためには、信頼できる情報源からのデータを用いることが重要です。土地の総額には、仲介手数料や税金などの諸費用は含まれません。あくまで土地自体の価格です。
例えば、土地の総額が3000万円で、面積が100坪の場合、坪単価は30万円となります。これはあくまで単純な計算例であり、実際には土地の形状や立地条件などによって坪単価は大きく変動します。㎡単価から計算する場合は、㎡単価に3.30578を掛けることで算出できます。これは、1坪が約3.30578平方メートルに相当するためです。㎡単価が10万円の場合、坪単価は約33万円となります。

 

坪単価と㎡単価の違い

坪単価は日本で古くから使われてきた単位ですが、国際的には平方メートル(㎡)が一般的です。不動産取引においては、坪単価と㎡単価の両方が用いられることがありますが、それぞれの単位が表す意味を理解しておくことが重要です。坪単価は、主に土地の取引において用いられ、土地の価格を把握するための指標となります。
不動産広告などでは、両方の単位が併記されていることもあります。これは、顧客がそれぞれの単位で価格を比較検討できるようにするためです。坪単価に慣れている人にとっては坪単価で、㎡単価に慣れている人にとっては㎡単価で、土地の価格を理解することができます。国際的な視点で見ると、㎡単価の方が一般的であるため、海外の不動産情報と比較する際には、㎡単価を基準に考えることが推奨されます。

 

土地の価格を構成する3つの指標

注意事項

公示地価

公示地価は、国土交通省が毎年発表する、1月1日時点の土地の価格です。これは、不動産鑑定士が標準地を選定し、その土地の価格を鑑定評価したもので、一般の土地取引価格の指標となります。公示地価は、土地の適正な価格を判断するための基準となり、公共用地の取得や不動産鑑定の基準となります。

全国地価マップなどで確認できます。全国地価マップは、インターネット上で誰でも閲覧することができ、地図上で場所を指定することで、その場所の公示地価を確認することができます。公示地価は、不動産取引だけでなく、固定資産税の評価額を算出する際にも用いられます。

 

基準地価

基準地価は、都道府県が毎年発表する、7月1日時点の土地の価格です。公示地価を補完する役割を持ち、公示地価と合わせて土地の価格動向を把握するために利用されます。基準地価は、公示地価と同様に、不動産鑑定士が基準地を選定し、その土地の価格を鑑定評価したものです。

基準地価は、公示地価が発表されない地域や、公示地価の変動が少ない地域において、土地の価格を把握するための重要な情報源となります。基準地価は、都道府県のウェブサイトや、不動産情報サイトなどで確認することができます。基準地価は、不動産取引だけでなく、相続税や贈与税の評価額を算出する際にも参考にされます。

 

路線価

路線価は、国税庁が発表する、相続税や贈与税を計算するための土地の評価額です。道路に面した土地の1平方メートルあたりの価格を示し、相続税や贈与税の計算基準となります。路線価は、公示地価の80%程度が目安とされますが、地域や土地の状況によって異なります。
路線価は、国税庁のウェブサイトで公開されており、地図上で場所を指定することで、その場所の路線価を確認することができます。路線価は、不動産取引の価格交渉や、固定資産税の評価額を算出する際にも参考にされます。路線価は、土地の形状や道路との接道状況などによって補正されることがあります。

 

土地の坪単価を調べる方法

計算方法

不動産会社に査定を依頼する

色々なネットツールなどもありますが、正確な坪単価を知るためには、地元の不動産会社に査定を依頼するのがおすすめです。
不動産会社は、地域の相場や土地の特性を考慮して、適切な価格を提示してくれます。査定は、複数の不動産会社に依頼することで、より客観的な価格を把握することができます。
不動産会社は、過去の取引事例や市場動向を分析し、土地の価格を評価します。また、土地の形状や立地条件、周辺環境なども考慮して、価格を決定します。不動産会社に査定を依頼する際には、土地の権利書や測量図などの資料を準備しておくと、よりスムーズに査定が進みます。

 
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坪単価を見る際の注意点

注意点

土地の形状や条件による価格差

土地の形状(整形地か不整形地か)や、道路との接道状況、周辺環境などによって、坪単価は大きく変動します。整形地は、建物を建てやすく、土地を有効活用できるため、一般的に坪単価が高くなります。一方、不整形地は、建物を建てるのが難しく、土地の活用が制限されるため、坪単価が低くなる傾向があります。

道路との接道状況も、坪単価に影響を与えます。道路に面している土地は、建物を建てやすく、利用価値が高いため、坪単価が高くなります。袋地や、道路に接していない土地は、利用価値が低いため、坪単価が低くなる傾向があります。周辺環境も、坪単価に影響を与えます。駅や商業施設に近い土地は、利便性が高いため、坪単価が高くなります。騒音や悪臭がある土地は、住環境が悪いため、坪単価が低くなる傾向があります。

 

都市計画法上の制限

用途地域や建ぺい率、容積率などの都市計画法上の制限も、土地の価格に影響を与えます。用途地域は、土地の利用目的を定めたもので、住居地域、商業地域、工業地域などがあります。用途地域によって、建築できる建物の種類や規模が制限されます。

これらの制限によって、建築できる建物の種類や規模が制限されるため、注意が必要です。建ぺい率は、土地の面積に対する建築面積の割合を定めたもので、建ぺい率が高いほど、広い建物を建てることができます。容積率は、土地の面積に対する建物の延べ床面積の割合を定めたもので、容積率が高いほど、高い建物を建てることができます。これらの制限は、土地の利用価値を左右し、坪単価に影響を与えます。

 

地盤の強さ

地盤が弱い土地の場合、地盤改良工事が必要になることがあります。地盤改良工事は、土地の強度を高めるための工事で、費用がかかります。地盤改良工事が必要な土地は、坪単価が安くても、最終的なコストが高くなる可能性があります。地盤の強さは、地盤調査によって確認することができます。

その分費用が嵩むため、坪単価が安くても最終的なコストが高くなる可能性があります。地盤調査は、専門業者に依頼することで、正確な情報を得ることができます。地盤調査の結果、地盤が弱いと判断された場合は、地盤改良工事が必要になります。地盤改良工事には、表層改良、柱状改良、鋼管杭打設などの方法があります。どの方法を選ぶかは、地盤の状況や建築する建物の種類によって異なります。

 

まとめ

坪単価は土地の価値を知るための重要な指標ですが、様々な要因によって変動します。土地の形状、立地条件、都市計画法上の制限、地盤の強さなど、様々な要素が坪単価に影響を与えます。これらの要素を総合的に考慮して、土地の価値を判断する必要があります。複数の情報を比較検討し、不動産会社のアドバイスも参考にしながら、最適な土地選びを行いましょう。

土地の購入は、人生における大きな買い物の一つです。後悔しないためにも、慎重に検討することが大切です。不動産会社は、土地の専門家として、様々なアドバイスを提供してくれます。土地の購入を検討している場合は、気軽に相談してみるのがおすすめです。信頼できる不動産会社を見つけることが、土地選びの成功への第一歩となります。また、購入後も、固定資産税などの維持費がかかることを考慮して、資金計画を立てるようにしましょう。

優良な土地を見つけるには、根気強く情報を集めることが大切です。理想の土地を見つけて、豊かな生活を送りましょう。

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