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2025年12月15日

農地売却の税金対策|知らないと大損?「特別控除」で手取りを最大化するプロの知恵




監修者
尼崎市の不動産
山内康司
TikTokにて、不動産売却・購入について配信中。
不動歴10年以上。元警察官。


農地売却の税金対策|知らないと大損?「特別控除」で手取りを最大化するプロの知恵

「先祖代々の畑を売りたいが、税金でほとんど持っていかれると聞いた」 「農地を売るのと、普通の土地を売るのでは、税金が違うの?」
農地(田んぼや畑)の売却は、一般的な宅地の売却とはルールが少し異なります。 確かに、何の対策もせずに売ると高額な税金がかかりますが、実は国は「農地ならではの強力な節税カード(特別控除)」をいくつか用意しています。
これを知っているか知らないかで、最終的に手元に残るお金が数百万、場合によっては一千万単位で変わることもあります。 この記事では、農地売却における税金の仕組みと、絶対に活用したい「3つの特別控除」について、分かりやすく解説します。


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まずは基礎知識:農地を売った利益=「譲渡所得」にかかる税金

農地を売って利益が出た場合、その利益に対して「譲渡所得税(所得税+住民税)」がかかります。 計算の仕組みはシンプルです。

【利益の計算式】 売却益 = 売れた金額 - (買った時の費用 + 売るための費用)

  • 買った時の費用(取得費): 先祖代々の土地でいくらで買ったか不明な場合は、「売れた金額の5%」として計算します(概算取得費)。
  • 売るための費用(譲渡費用): 仲介手数料、測量費、契約書の印紙代など。

税率は「5年」を境に激変する


ここが最初の重要ポイントです。その農地を何年持っていたかで、税率が倍近く変わります。

  • ・短期譲渡(所有5年以下):税率 約39.6%
  • ・長期譲渡(所有5年超):税率 約20.3%

相続した農地の場合、「亡くなった親(被相続人)が取得した日」を引き継げます。つまり、親が長年持っていた土地なら、相続してすぐ売っても「長期譲渡(安い税率)」が適用されます。まずはここを確認しましょう。

 

農地だけの特権!絶対に使うべき「3つの特別控除」

ここからが本題です。農地売却には、条件を満たせば「利益から〇〇万円を引いて、税金を安く(あるいはゼロに)していいですよ」という特例があります。

【控除額800万円】 認定農業者などに売る場合(農地所有適格法人など)

「農業をバリバリやっている人(認定農業者)」や「農地所有適格法人」に、農業用として売却する場合に使える制度です。
メリット: 譲渡所得から最大800万円を控除できます。
条件: 農業委員会のあっせん等を受ける必要があります。「農地を農地のまま活用してほしい」という国の意図があるためです。

【控除額1,500万円】 農地バンク(農地中間管理機構)を利用する場合

国が推進している「農地バンク(農地中間管理機構)」を通じて売却する場合、控除額はさらに跳ね上がります。
メリット: 譲渡所得から最大1,500万円(条件によっては2,000万円)も控除できます。
仕組み: 農地バンクが「売りたい人」と「借りたい・買いたい担い手」の間に入ります。地域の農地を集約化するための制度なので、優遇幅が大きいのが特徴です。

【控除額1,500万円】 生産緑地の買い取り申し出

市街化区域内にある「生産緑地」の指定を受けている農地の場合、市町村に対して「買い取ってください」と申し出て、買い取られた場合に適用されます。
メリット: 譲渡所得から最大1,500万円を控除できます。
注意点: 実際には自治体が買い取るケースは少なく、その後に他の農家や業者が買う流れになることが多いですが、手続きの過程で適用される場合があります。

適用を受けるための「必須条件」と手続き

注意点

これらの特例は、自動的には適用されません。「自分から申告」しないと、1円も安くならないので注意が必要です。

必ず「確定申告」をする

たとえ特例を使って税金がゼロになったとしても、「特例を使ってゼロになりました」という申告(確定申告)を翌年の2月16日〜3月15日の間に行う必要があります。これを忘れると、特例が無効になり、本来の高額な税金がかかってしまいます。

証明書を集める(証拠固め)

警察の捜査と同じで、証拠(書類)がなければ特例は認められません。
売買契約書のコピー
登記事項証明書
【最重要】各特例に応じた証明書 (農業委員会や農地バンク、市町村が発行する「この売買は特例の対象ですよ」という証明書が必要です)

 

その他の選択肢:売らずに活用・納税猶予

「売ると税金が高いし、買い手も見つからない…」という場合の選択肢についても触れておきます。

土地活用(アパート・駐車場など)

立地が良いなら、農地を「宅地」に転用してアパート経営や駐車場にする手もあります。固定資産税は上がりますが、継続的な収入が得られます。ただし、農地転用の許可が必要です。

贈与税・相続税の納税猶予

「後継者がいる」場合は、生前贈与をして「納税猶予制度」を使うことで、実質的に税金を先送り(条件を満たせば免除)できる制度もあります。ただし、農業を続けなければならないという縛りが発生するため、慎重な判断が必要です。

 

まとめ:農地売却は「誰に売るか」で手残りが変わる


農地の売却は、単に「高く買ってくれる人」を探すだけでなく、「どの特例が使える相手か?」を考えることが、節税の近道です。
個人の農家に売るなら「800万円控除」の可能性
農地バンクを通せば「1,500万円控除」の可能性

このように、売り方一つで税金計算が大きく変わります。 農地法という特殊な法律も絡んでくるため、農地売却を検討される際は、一般的な不動産会社だけでなく、農地に詳しい専門家や税理士と連携できるパートナーを選ぶことを強くお勧めします。

 

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