尼崎市・伊丹市の不動産売却|リブネクスト株式会社  兵庫県知事(3)第204200号
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2025年11月10日

尼崎市で家を売却|相場、流れ、高く売るための「4つの鉄則」




監修者
尼崎市の不動産
山内康司
TikTokにて、不動産売却・購入について配信中。
不動歴10年以上。元警察官。


Contents

尼崎市で家を売却|相場、流れ、高く売るための「4つの鉄則」

尼崎市で一戸建てや不動産の売却をお考えですか?

「長年住んだ家だけど、いくらで売れるんだろう?」 「尼崎はエリアによって価格が違うと聞くけど、うちはどう?」 「初めての売却で、何から手をつければいいか分からない…」

不動産売却は、人生で何度も経験することではありません。だからこそ、不安や疑問が尽きないのは当然のことです。

特に尼崎市は、阪急・JR・阪神の沿線ごとに街の特色が大きく異なります。それにともなって、不動産をどう扱うか、、、といった戦略が変わります。それにともなって売却戦略もエリアや広さや全面道路などさまざまな条件にあわせて変える必要があります。

この記事では、尼崎市の不動産市場に精通したプロの視点から、最新の売却相場、売却成功のために絶対外せない「4つの鉄則」、そして信頼できる不動産会社の選び方まで、あなたの不安を解消するために必要な情報を分かりやすく解説します。

一般的な教科書通りの知識ではなく、「尼崎で売るため」の実践的なガイドです。最後まで読めば、あなたの家を「より高く」「よりスムーズに」売却するための道筋が見えるはずです。

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尼崎市の不動産売却相場と最新動向

相場

まず大切なのは、ご自身の家が現在どれくらいの価値があるのか、尼崎市の「今」の相場感を掴むことです。

 

尼崎市の特徴:なぜ「沿線」で相場が全く違うのか?

尼崎市と一口に言っても、実は「画一的な相場」は存在しません。尼崎市は、北側の阪急沿線、中央のJR沿線、南側の阪神沿線という、主に3つのエリアで街の特色が全く異なるからです。

  • 阪急沿線(武庫之荘・塚口)
    古くから「阪神間の住宅街」として知られ、教育熱心なファミリー層や、落ち着いた暮らしを求める層から安定した人気を誇ります。元々は、阪急グループが開発を行い、各区画が整備された綺麗な形の不動産が多いのが特徴です。最近の開発の多くが、もともとは田畑だったところを開発するケースが多く、田畑の開発で形のいい不動産が増えていっていく傾向にあります。武庫之荘や塚口駅周辺は人気が高く、需要が底堅いのが特徴です。ちなみにですが、阪急武庫之荘駅は、人間国宝の桂米朝さんの影響もあって、きれいな街として人気です。
  • JR沿線(立花・尼崎・塚口)
    JR尼崎駅は大規模な再開発により、駅直結の商業施設や高層マンションが立ち並び、大阪・神戸へのアクセスが非常に良好なエリアとして評価が高まっています。一方、立花駅周辺などは昔ながらの商店街や住宅地が広がり、地域密着の暮らしやすさがあります。JR沿線については、阪急沿線よりも下町といえる地域です。JR尼崎駅は、もともとキリンビールの工場がありそこが大規模に開発されました。JR塚口駅は、もともと森永製菓の構造がありそこが大規模に開発されました。JR塚口駅については、JR沿線と言いながらも福知山線という路線で、阪急沿線とも言えるような雰囲気を醸し出している地域です。立花駅は、下町ですが、下町ほど今後値段の上昇が起こり得る地域といえるかもしれません。
  • 阪神沿線(出屋敷・大物・尼崎・センタープール・武庫川)
    下町情緒が残るエリアですが、近年は阪神なんば線(西九条~大阪難波)の開通により、大阪中心部へのアクセスが飛躍的に向上。生活利便性の高さから、若いファミリー層にも再評価されています。阪神尼崎駅から出屋敷駅にかけては中央商店街など複数の商店街が立ち並ぶ商業エリアです。ラブホテルなどもある繁華街ですが、出屋敷新地は今ではなくなり、風俗的な部分が小さくなってきています。大物駅には、阪神タイガースの二軍球場できました。そのおかげもあってか、街が活性化している印象です。センタープールの駅前には、文字通りセンタープールがあるのですが、それ以外にも大型のスーパー銭湯やアマドゥという商業施設もあります。武庫川駅は面白い駅で文字通り、武庫川という川の上にある駅です。最近は武庫川駅の周りもよい住宅街になってきています。

 

尼崎市の最新売却データ(一例)

では、実際にどれくらいの価格で取引されているのでしょうか。あくまで一例ですが、エリアごとの相場感を見てみましょう。 ※下記のデータは市況によって変動します。

エリア(最寄駅) 築年数(平均) 売却価格(平均) 土地面積(平均)
阪急 塚口駅 築15~20年 4,500万円~ 100㎡~
JR 立花駅 築20~25年 3,200万円~ 80㎡~
阪神 尼崎駅 築15~25年 3,000万円~ 75㎡~

【補足】 上記はあくまで参考値です。家の状態、日当たり、前面道路の広さ、リフォーム履歴など、多くの要因で価格は変動します。あなたの物件の「正確な価値」は、個別の査定によって初めて分かります。

 

尼崎で家を「高く・早く」売るための4つの鉄則

相場

相場感を掴んだら、次は「どう動くか」です。ここでご紹介する4つの鉄則を押さえることが、売却の成否を分けます。

 

【鉄則1】「売出価格」は「希望価格」ではないと心得る

「どうせなら高く売りたい」というお気持ちは当然です。しかし、ご自身の「希望価格」と、市場で「売れる価格」は違います。 相場より高すぎる価格設定では、内覧希望者が現れず、結果として「売れ残り物件」のレッテルを貼られてしまいます。逆に安すぎれば、当然ながら損をしてしまいます。 大切なのは、不動産会社の査定額や周辺の売出事例を参考に、「相場+物件の強み(日当たりが良い、リフォーム済みなど)」で算出する「適正な売出価格」を見極めることです。

 

【鉄則2】売却の「パートナー(不動産会社)」選びで妥協しない

売却活動は、不動産会社と二人三脚で進めるプロジェクトです。 「大手だから安心」「地元だから詳しい」といったイメージだけで選ぶのは危険です。尼崎市で売るなら、尼崎市の地域情報に精通し、あなたの家の価値を正しく評価し、熱意をもって販売活動をしてくれる「人」がいる会社を選ぶことが鍵となります。(選び方は後ほど詳しく解説します)

 

【鉄則3】第一印象が9割。内覧準備に全力を注ぐ

買い手は「物件データ」を見に来るのではなく、「ここで暮らす未来」を想像しに来ます。 内覧時の第一印象が非常に重要です。玄関や水回り(キッチン、浴室、トイレ)の徹底的な清掃、不要な荷物を片付けて部屋を広く見せることは最低限の準備です。 可能であれば、家具の配置を工夫したり、間接照明や観葉植物を置いたりする「ホームステージング」も、物件の魅力を引き出すのに非常に効果的です。

 

【鉄則4】「売却後の安心」も一緒に売る

中古住宅の購入希望者が最も不安に思うこと。それは「目に見えない欠陥」です。 「住んでみたら雨漏りした」「シロアリがいた」「給湯器がすぐ壊れた」といったトラブルは、売主様の「契約不適合責任」を問われる可能性があり、売主様にとっても大きなリスクです。 そこで有効なのが、売却前に専門家が建物を診断する「ホームインスペクション」や、売却後の一定期間の不具合を保証する「既存住宅売買瑕疵(かし)保険」です。 これらを準備することで「この家はプロが診断済みで、保証も付いている」という絶大な安心感を買い手に与えられ、結果として強気な価格交渉や早期売却につながります。

 

【最重要】尼崎で「本当に頼れる」不動産会社の見極め方

見極め方

売却の成功は、どの「相棒」を選ぶかで8割決まると言っても過言ではありません。

 

大手仲介」vs「地元密着」メリット・デメリット比較

大手と地元、どちらが良いとは一概には言えません。あなたの状況に合わせて選びましょう。

比較項目 大手不動産会社 地元密着の不動産会社
強み 圧倒的な広告力、顧客ネットワーク、マニュアル化された安心感 エリアのニッチな情報、地元の買い手との繋がり、柔軟な対応力
弱み 担当者の異動が多い、画一的な対応になりがち 広告力や全国ネットワークは限定的、会社による「当たり外れ」が大きい
おすすめな人 とにかく安心感を重視したい人 地域の特性を理解した上で高く売りたい人

 

要注意!避けるべき不動産会社の特徴

残念ながら、中には売主様の利益を第一に考えない会社も存在します。

  • 根拠なく「最高額」の査定を出す
    これは契約(媒介契約)を取るためだけの「釣り」である可能性が高いです。なぜその価格なのか、明確な根拠を聞きましょう
  • 物件のデメリットやリスクを説明しない
    良いことしか言わない担当者は、売却後のトラブルを隠蔽する可能性があります
  • 尼崎市の地域情報に疎い
    学校区、ハザードマップ、近隣の雰囲気など、地元ならではの情報を知らない
  • 買取」や「値下げ」ばかり勧めてくる
    高く売る努力をせず、早く取引を終わらせたいだけの可能性があります

 

良い担当者を見極める「3つの魔法の質問」

査定に来た担当者に、ぜひ以下の3つの質問をしてみてください。

    1. 「この家を売るために、どんな広告戦略を考えますか?」
      「ネットに載せます」だけでなく、ターゲット層(例:〇〇小学校区で探すファミリー層)に響く具体的な戦略があるか
    2. 「もし私が買い手なら、この物件の『懸念点』はどこだと思いますか?」
      プロの目で客観的に物件を評価し、デメリットも正直に話せるか。また、そのデメリットをどうカバーするかも提案できるか
    3. 「最近、この〇〇(地名)エリアで売却した実績はありますか?」
      その地域での具体的な販売実績とノウハウがあるか

 

売却の「その先」まで見据える。私たちリブネクストの「3つの視点」

視点

不動産会社は、どこも同じではありません。 私たちは、尼崎市で「家を売る」ことを、単なる「取引」ではなく、お客様の「人生の節目」と捉えています。私たちがお客様にお約束する「3つの視点」をご紹介します。

 

【視点1】元警察官のように「取引の安全」を徹底的に守る視点

不動産売却には、残念ながら「落とし穴」があります。例えば、売却後に「雨漏りが見つかった」「シロアリがいた」といった「契約不適合責任」は、売主様にとって大きな不安要素です。 私たちは、この「売却後のトラブル」をゼロにすることを最優先事項と考えます。 物件の状況を(まるで捜査のように)徹底的に調査し、メリットだけでなくデメリットやリスクも正直にお伝えします。安全な取引を担保し、売主様が売却後に不安を抱えることのない「安心」をお約束します。

 

【視点2】「何時受け」をせず「最高値」を目指す、売主様第一の視点

不動産会社の中には、自社の利益を優先し、相場より安い価格で「当社がすぐに買い取ります(=何時受け)」と提案するところもあります。 私たちは、その手法をとりません。なぜなら、売主様の利益が最大にならないからです。 私たちの仕事は、物件の価値を最大限に引き出す販売戦略を立て、尼崎市内で「この家が欲しい」と願う「一番良い買い手」を見つけ出すこと。時間がかかっても、高く、そして「良い方」に売却することこそが、私たちの「正義」です。

 

【視点3】「売っておしまい」にしない。「売却後の人生」を考える視点

あなたが家を売却する「目的」は、何でしょうか? 「新しい家への住み替え」「ご家族の独立」「相続の整理」…売却は、ゴールではなく、「次の人生へのスタート」です。 私たちは、売却で得た資金の活用法、税金に関するアドバイス、次の住まい探しまで、売却の「その先」にあるライフプランまで見据えてサポートします。売却後も続く「安心」と「満足」をご提供すること。それが、私たちの存在意義です。

 

家売却の全ステップと「手元に残るお金」の計算

ステップ
「いつ、何をするのか?」全体像を把握して、安心して進めましょう。

 

STEP1~7:相談から決済・引き渡しまでの流れ

不動産売却は、一般的に以下のような流れで進みます。

    1. 売却相談・査定 (不動産会社に相談し、家がいくらで売れそうか査定してもらう)/li>
    2. 媒介契約 (売却を正式に依頼する契約。一般・専任・専属専任の3種類がある)
    3. 売却活動 (インターネット広告、チラシ配布、オープンハウスなどで購入希望者を探す)
    4. 売買契約 (買い手が見つかったら、条件を交渉し、売買契約を結ぶ。手付金を受領)
    5. 住宅ローンの完済手続き (住宅ローンが残っている場合、金融機関に連絡し、完済の手続きを進める)
    6. 決済・引き渡し (買い手から残金を受け取り、同時に家の鍵を渡し、所有権移転登記を行う)
    7. 確定申告 (売却して利益が出た場合、翌年に確定申告が必要)

売却の基本的な流れは、上記の7ステップで進みます。(より詳しい各ステップの注意点については、弊社の「売却の流れ」ページ(※ここにリンクを挿入)でも詳しく解説しています)ので、そちらも是非ご覧ください。

 

「売れた額」が「手元に残る額」ではない!諸費用と税金

諸費用
売却価格がそのまま手元に残るわけではありません。売却時には、以下のような諸費用や税金がかかります。

  • 諸費用(売却価格の約4〜6%目安)
    • 仲介手数料:不動産会社に支払う成功報酬。(例:売買価格の3%+6万円+消費税が上限)
    • 印紙税:売買契約書に貼る印紙代。
    • 登記費用:住宅ローンが残っている場合の「抵当権抹消登記」費用など。
  • 税金(利益が出た場合のみ)
    • 譲渡所得税・住民税:家を売って「利益(譲渡所得)」が出た場合にのみ課税されます。
    • 【重要】マイホームの売却は特例が手厚い!
      ご自身が住んでいた家(マイホーム)を売却する場合、「3,000万円の特別控除」が使えるケースがほとんどです。これは、売却益が3,000万円までなら税金がかからない、という非常に強力な特例です。

 

まとめ:尼崎市の不動産売却は「準備」と「パートナー」が全て

尼崎市で大切な家を売却する道のりについて解説してきましたが、不安は少し解消されたでしょうか。

尼崎市はエリアごとに特色が強く、その価値を正しく理解し、引き出してくれる「パートナー」を見つけることが、売却成功の鍵です。

「相場」はあくまで平均値です。あなたの家の「本当の価値」を見出し、最適な売却戦略を立て、売却後の人生まで見据えてサポートしてくれる、そんな信頼できる不動産会社を選んでください。

この記事が、あなたの後悔のない不動産売却の一助となれば幸いです

 

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