空き家維持費完全ガイド: 年間費用、注意点、節約方法
監修者
山内康司
TikTokにて、不動産売却・購入について配信中。
不動歴10年以上。元警察官。

Contents
【空き家の維持費】年間いくらかかる?放置リスクと賢い節約術、売却という選択肢まで徹底解説![尼崎市対応]
「相続した実家が空き家になってるけど、誰も住んでないのに結構お金がかかる…」「年間でトータルいくら払ってるんだろう?」「放置しておくとマズイって聞くけど、具体的に何が?」「少しでも費用を安くする方法はないの?」
空き家を所有していると、目に見える費用から見えないリスクまで、様々な負担が重くのしかかってきますよね。特に、固定資産税の通知が来るたびに、ため息をついている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんな空き家の維持費でお悩みの方のために、
- 空き家の維持に「年間いくら」かかるのか? そのリアルな内訳
- 放置すると本当にヤバイ? 固定資産税6倍や損害賠償リスクとは
- 今すぐできる「維持費の節約術」
- 維持費から解放されるための「最終的な解決策(売却・賃貸)」
まで、あなたが損をしないための情報を網羅的に、そして分かりやすく徹底解説します! 尼崎市で空き家問題に悩む方も、ぜひ参考にしてください。
誰も住んでないのに… 空き家の維持費「年間いくら?」恐るべき内訳

「空き家=タダ」では決してありません。所有しているだけで、様々な費用が継続的に発生します。一体、年間でどれくらいの負担になるのでしょうか?
| 費用項目 | 内容 | 年間費用の目安 |
|---|---|---|
| ① 固定資産税・都市計画税 | 所有している限り必ずかかる税金。(尼崎市など市街化区域は両方) (※「特定空家」指定で跳ね上がるリスクあり) |
10万円 ~ 30万円程度 (物件の評価額による) |
| ② 光熱費(基本料金) | 電気・水道・ガスを契約したままの場合。 (※電気・水道は管理や売却活動のために契約維持推奨) |
1万円 ~ 3万円程度 (契約アンペア数や自治体による) |
| ③ 火災保険料(地震保険料) | 火災・風水害・放火などのリスクに備える保険。 (※空き家専用プランは割高になる傾向あり) |
2万円 ~ 5万円程度 (建物の構造・補償内容による) |
| ④ 管理費(手間・費用) | 定期的な換気、通水、清掃、草刈り、郵便物確認など。 (自分でやるなら手間と交通費、業者に頼むなら委託料) |
0円(自力)~ 12万円程度 (月額5千円~1万円の管理サービス利用時) |
| ⑤ 修繕費(突発的) | 給湯器の故障、雨漏りの補修、台風後の修理、シロアリ駆除など、不定期だが高額になりがちな費用。 | 数万円 ~ 数十万円 (発生した場合) |
| 合計(目安) | 年間 13万円 ~ 60万円以上!? | |
※上記はあくまで一般的な目安です。物件の状況や地域によって大きく異なります。
このように、たとえ誰も住んでいなくても、年間で数十万円単位のコストがかかり続ける可能性があるのです!
【各費用の詳細】
- 固定資産税・都市計画税:毎年1月1日時点の所有者に課税されます。家が建っていると「住宅用地特例」で土地の税金が安くなっていますが、これが最大の落とし穴に…(後述)。
- 光熱費(電気・水道):売却活動(内覧時の照明や水回り確認)や、家の維持管理(換気扇、掃除、通水)のために、最低限の契約(低アンペア契約など)は残しておくのが一般的。その場合、使わなくても基本料金がかかります。
- 火災保険料:空き家は放火や不法侵入のリスクが高まるため、火災保険は必須です。ただし、「居住実態がない」と通常の住宅用保険が使えず、割高な「空き家専用プラン」への切り替えが必要になる場合があるので、保険会社への確認が必要です。
- 管理費・修繕費:放置すれば家は急速に傷みます。定期的な換気・通水・清掃、庭の草刈りなどを自分で行う手間(遠方なら交通費も!)、または管理サービスに委託する費用がかかります。さらに、雨漏りや給湯器の故障など、突発的な修繕費が発生するリスクも常に抱え続けることになります。
「放置」が一番ヤバイ! 空き家が抱える【5大リスク】

「維持費がかかるのは分かったけど、大した額じゃないし、とりあえず放置で…」
その判断が、将来的に取り返しのつかない事態を招くかもしれません!
| リスク | 具体的な内容 | 最悪のシナリオ |
|---|---|---|
| ① 【最恐】特定空家指定 → 税金が最大6倍に! |
・放置され、倒壊の危険、衛生上有害、景観を著しく損なう状態だと自治体から「特定空家」に指定される。 ・自治体からの「勧告」を受けると、固定資産税の住宅用地特例が解除される! |
固定資産税が従来の3~6倍に跳ね上がる! (例:年間10万円 → 60万円に) ※尼崎市でも「空家等対策計画」に基づき、対策が進められています。 |
| ② 建物の急速な老朽化 | ・換気されないため湿気がこもり、カビ、腐食、シロアリなどが発生。 ・雨漏りなどを放置すると、構造体までダメージが。 |
・資産価値がゼロ、またはマイナス(解体費がかかる)に。 ・倒壊の危険。 |
| ③ 近隣トラブル・ 損害賠償リスク |
・雑草の繁茂、害虫・害獣の発生、悪臭などで近隣からクレーム。 ・台風で屋根や外壁が飛散し、隣家や通行人に被害を与える。 |
・近隣関係が悪化。 ・被害を与えた場合、所有者として損害賠償責任(数百万~数千万円!?)を問われる。 |
| ④ 防犯リスク | ・不法侵入(ホームレス、若者のたまり場など)。 ・放火のターゲットにされやすい。 ・不法投棄の場所にされる。 |
・犯罪の温床になる。 ・火災で近隣に延焼(※失火責任法により、重過失がなければ賠償責任は免れるが、道義的責任は重大)。 |
| ⑤ 売却・活用の機会損失 | ・放置している間に家の状態は悪化し、市場価値も下落。 ・いざ売ろうとした時には、解体費用を差し引くと赤字になることも。 |
・本来得られたはずの売却益を失う。 ・「負動産」として、次の世代に負担を押し付けることに。 |
このように、空き家の放置は「百害あって一利なし」。維持費を払い続けるだけでなく、さらなる金銭的負担や法的責任を負うリスクを高めてしまうのです。
どうすれば? 空き家維持費を「節約」する3つの方法

「売るかどうかは、まだ決められない…」「でも、維持費は少しでも安くしたい!」
そんな場合に、まず検討すべき節約術をご紹介します。
| 節約術 | 具体的な方法 | メリット | デメリット/注意点 |
|---|---|---|---|
| ① 電気・水道の 契約を見直す |
・電力会社(例:関西電力)に連絡し、契約アンペア数を最低限(例:10Aや15A)に変更する。 ・電力会社や料金プラン自体を、基本料金の安いものに見直す。 ・水道も、長期間使わないなら自治体に相談(休止手続きなど)。 |
・基本料金が確実に安くなる! ・手続きも電話やネットで簡単。 |
・アンペア数を下げすぎると、内覧や掃除でブレーカーが落ちやすくなる。 ・水道を完全に止めると、管理のための通水ができなくなる。 |
| ② 火災保険を 見直す |
・保険会社に「空き家になる」旨を連絡。 ・現在の保険契約が空き家でも適用されるか確認。 ・適用されない場合、「空き家専用プラン」や補償内容(家財保険は外すなど)を見直す。 |
・補償内容を最適化することで、保険料を下げられる可能性がある。 | ・黙って放置は絶対NG! 空き家であることを告知しないと、万が一火災が起きても保険金が下りない可能性大! ・空き家専用プランは一般的に保険料が割高になる。 |
| ③ 空き家管理 サービスを比較する |
・自分で管理するのが難しい(遠方など)場合、専門の「空き家管理サービス」を利用する。 ・複数の業者を比較し、必要なサービス(巡回、換気、清掃、草刈りなど)と料金が見合うところを選ぶ。 |
・プロに管理を任せることで、家の劣化を防ぎ、近隣トラブルのリスクを軽減できる。 ・遠方でも安心。 |
・当然ながら、管理委託費用(月額数千円~1万円程度が目安)がかかる。 ・業者によってサービス内容や質がバラバラなので、見極めが必要。 |
これらの節約術は、あくまで「維持し続ける」ための対症療法です。コストはゼロにはならず、根本的な解決には至らない点に注意が必要です。
維持費から解放されたい!「売却」か「賃貸」か、根本的な解決策

「毎年数十万円も払い続けるのは、もう限界…」
そう感じたら、空き家を「負債」から「資産」に変える、あるいは「手放す」という根本的な解決策を検討すべきタイミングです。
| 選択肢 | メリット | デメリット/注意点 | こんな人向け |
|---|---|---|---|
| ① 売却する(仲介) | ・まとまった現金が手に入る。 ・将来の維持費・管理の手間・リスクから完全に解放される。 ・相続税の納税資金などに充てられる。 |
・売れるまでに時間がかかる可能性。 ・内覧対応や準備が必要(空き家でも)。 ・仲介手数料がかかる。 ・家の状態(老朽化、残置物)によっては売れにくい。 |
・とにかく維持費・管理の負担から解放されたい人。 ・まとまった現金が必要な人。 ・誰も住む予定がない人。 |
| ② 売却する(買取) | ・すぐに現金化できる! ・手間が一切かからない(掃除・片付け・残置物そのままでOKな場合も)。 ・契約不適合責任が免除されることが多い(古い家でも安心)。 ・近所に知られずに売れる。 |
・売却価格は仲介より大幅に安くなる(市場価格の6〜8割程度)。 | ・早く・手間なく現金化したい人。 ・遠方に住んでいる人。 ・老朽化が激しい、荷物が多いなど、仲介では売りにくい家。 |
| ③ 賃貸に出す | ・継続的な家賃収入が得られる。 ・家(資産)を手放さずに済む。 ・将来、自分や家族が住む可能性を残せる。 |
・貸し出すために高額なリフォーム費用(水回り、内装など)が先にかかる可能性大! ・空室リスク(借り手が付かなければ収入ゼロ)。 ・管理の手間がかかる(管理会社への委託費も)。 ・固定資産税などの維持費はかかり続ける。 |
・立地が良い(賃貸需要が見込める)家。 ・初期リフォーム費用を捻出できる人。 ・管理の手間やリスクを負える人。 |
空き家の場合、貸し出すにもまず多額のリフォーム費用が必要になるケースが多く、空室リスクなども考えると、思い切って「売却」してしまう方が、金銭的にも精神的にもラクになるケースが多いのが実情です。
特に、尼崎市のように住宅需要が比較的安定しているエリアであれば、たとえ古い家でも土地としての価値が評価されたり、「買取」の選択肢が使えたりする可能性は十分にあります。
不安ならまず相談! 専門家との連携がカギ

空き家の維持費、放置リスク、節約術、そして売却や賃貸…。考えることが多すぎて、一人では判断が難しいですよね。そんな時は、専門家の力を借りましょう。
| 相談先 | 主な相談内容 |
|---|---|
| 不動産会社 (特に地域密着型) |
・売却査定(仲介・買取の両方) ・賃貸に出した場合の家賃査定、リフォーム相談 ・空き家の管理相談、業者の紹介 ・エリア(尼崎市など)の最新市場動向 ・必要な専門家(司法書士、税理士など)の紹介 → リブネクストにご相談ください! |
| 税理士 | ・固定資産税、都市計画税の確認 ・売却時の譲渡所得税の計算、節税対策(特に相続空き家特例が使えるか) ・確定申告の相談、依頼 |
| 司法書士・弁護士 | ・相続登記がまだの場合の手続き ・成年後見制度の申立て(所有者が認知症などの場合) ・相続人間でのトラブル調整 |
| 自治体(尼崎市役所など) | ・「特定空家」に関する相談 ・空き家に関する補助金・助成金(解体、改修など)の有無 ・空き家バンクへの登録相談 |
まずは、現状を把握するために、信頼できる地元の不動産会社に相談してみるのがおすすめです。査定を通じて「売れるとしたら、いくら?」という現実的な価値を知ることで、維持し続けるべきか、手放すべきかの判断がしやすくなります。
私たちリブネクストは、尼崎市に根ざし、空き家問題にも精通しています。売却(仲介・買取)はもちろん、賃貸や管理のご相談まで、お客様の状況に合わせた最適な解決策を一緒に考えます。
→ リブネクストが不動産売却(空き家・相続案件含む)で選ばれている理由はこちら
まとめ:空き家維持費と向き合い、早めの「最適な選択」を!
空き家の維持には、目に見える費用(税金、光熱費、保険料)と、目に見えないリスク(老朽化、トラブル、資産価値低下)が常につきまといます。電気代を節約するような対症療法も大切ですが、それだけでは根本的な解決にはなりません。
「なぜ、この空き家を持ち続けるのか?」「将来、どうするつもりなのか?」
この機会にご家族でしっかり話し合い、維持し続けるコストやリスクと、売却や賃貸に出すメリットを天秤にかけてみてください。
放置すればするほど、家の価値は下がり、問題は深刻化します。早めに専門家に相談し、対策を講じることが、あなたの資産と安心を守る、何よりの「節約術」と言えるかもしれません。
尼崎市の空き家維持費、管理、売却のことなら「リブネクスト」へ!
「空き家の維持費が負担…」「将来が不安…」「売却も検討したいけど、何から?」
そんな尼崎市の空き家に関するお悩みは、ぜひ「リブネクスト」にお気軽にご相談ください!
お客様の状況を丁寧にお伺いし、維持管理のアドバイスから、売却(仲介・買取)、賃貸活用まで、最適なプランをご提案します。残置物がある状態での「買取」も可能ですので、手間をかけずに手放したい方にも安心です。
尼崎で売却実績が豊富な「リブネクスト」が、あなたの空き家問題を一緒に解決します!
お問い合わせフォーム・お電話・LINEから、お気軽にご連絡ください。







