尼崎市・伊丹市の不動産売却|リブネクスト株式会社  兵庫県知事(3)第204200号
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2025年10月03日

古家と土地、どう売る?最適な売却方法と高く売るコツ




監修者
尼崎市の不動産
山内康司
TikTokにて、不動産売却・購入について配信中。
不動歴10年以上。元警察官。


古家と土地の売却方法

【古家付き土地 売却】どう売るのが正解?「そのまま」「リフォーム」「更地」「買取」4つの方法を徹底比較!高く売るコツと注意点【2025年最新版】

「親から相続した実家が古くて…どう売ればいいんだろう?」「解体して更地にした方が高く売れる?」「それとも、リフォームした方がいい?」「いっそ、このまま売れないかな…」

古家付きの土地を所有していると、その売却方法には本当に悩みますよね。解体するにも費用がかかるし、かといってそのまま売って安く買い叩かれるのも避けたい…。

この記事では、そんな「古家付き土地」の売却でお悩みの方のために、

  • ① そのまま売る(古家付き土地)
  • ② リフォームして売る(中古住宅)
  • ③ 解体して売る(更地)
  • ④ 買取してもらう(不動産会社)

という4つの主な売却方法について、それぞれのメリット・デメリット、かかる費用、どんな家・どんな人に向いているかを徹底的に比較・解説します! さらに、税金の注意点や、少しでも高く売るための秘訣、尼崎市での売却ポイントもご紹介。あなたの状況に合った最適な選択肢を一緒に見つけて、後悔のない売却を実現しましょう!

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「古家付き土地」とは?「中古住宅」との違いをまず知ろう

古家付き土地とは

まず、ご自身の物件がどちらに近いかを知ることがスタートです。

「古家付き土地」の定義とは?

明確な定義はありませんが、不動産市場では一般的に、建物の老朽化が進み、資産価値がほぼゼロ、またはマイナス(解体費用がかかるため)と見なされる家が建っている土地を指します。

  • 築年数がかなり経過している(例:木造で築25年~30年超)
  • 1981年(昭和56年)以前の「旧耐震基準」で建てられている
  • 雨漏り、シロアリ被害、傾きなど、大きな修繕が必要で、そのまま住むのが困難

上記のような場合、「古家付き土地」として扱われることが多くなります。この場合、売買のメインはあくまで「土地」であり、建物は「おまけ」あるいは「撤去対象」と見なされます。

「中古住宅」との違いは?

「古家付き土地」と「中古住宅」の最大の違いは、「建物」にまだ住居としての価値が十分にあるかどうかです。

古家付き土地 中古住宅
価値の主体 土地(建物はほぼ無価値かマイナス評価) 土地 + 建物(建物にも価値がある)
建物の状態 老朽化が激しく、そのまま住むのは困難 or 不可能 築年数は経っているが、居住可能。または簡単なリフォームで住める。
買い手の主な目的 ・土地を手に入れて、新築を建てたい
・リノベーションベースとして安く買いたい(上級者)
そのまま住みたい
・少しリフォームして住みたい

ご自身の家がどちらに近いかで、選ぶべき売却戦略も変わってきます。判断が難しい場合は、不動産会社に査定してもらうのが一番です。

 

【徹底比較】古い家の売却、どの方法がベスト? 4つの選択肢

古い家の売却方法を比較

古い家を売るには、主に4つの方法があります。それぞれのメリット・デメリット、費用感、注意点を、ご要望の「テーブル」で徹底比較してみましょう!

売却方法 ① そのまま売る
(古家付き土地・仲介)
② リフォームして売る
(中古住宅・仲介)
③ 解体して更地で売る
(更地・仲介)
④ そのまま「買取」
(不動産会社)
メリット 解体費用・リフォーム費用がかからない
・売主の手間が少ない
・すぐに売り出せる。
・(建物があると)固定資産税の軽減が売れるまで続く。
・家の魅力がアップし、高く・早く売れる可能性が高まる。
・買い手のローン審査が通りやすくなることも。
・「中古住宅」として売れる。
土地そのものの価値で勝負できる。
・買い手が自由に新築できるため、買主層が広がる。
・建物に関するトラブル(契約不適合責任)の心配がなくなる
とにかく早い!(最短数日~)
手間が一切かからない(掃除・片付け不要なことも)。
・仲介手数料が不要なことが多い。
契約不適合責任が免除されることがほとんど!
・近所に知られずに売れる。
デメリット/
注意点
・売却価格は安くなりがち(解体費用分を見越される)。
・買い手が見つかりにくいことも。
契約不適合責任のリスク(雨漏り、シロアリなど)は残る。
・買い手の住宅ローンが付きにくい場合も。
リフォーム費用がかかる(数十万~数百万)。
・かけた費用を回収できない(売値に上乗せできない)リスクも!
・リフォーム期間中は売却できない。
高額な解体費用(100万~300万以上)を先に負担する必要がある。
・解体後は固定資産税が約3~6倍に跳ね上がる!
・売れるまで更地の管理が必要。
・地中埋設物が見つかると追加費用も。
・売却価格は仲介で売るより大幅に安くなる(市場価格の6~8割程度が目安)。
こんな家/
人におすすめ!
・まだ十分住める状態の家。
古民家など、古さに価値がある家。
リフォーム費用をかけたくない人。
・買い手がリノベ前提で探しているエリア。
立地が良い、人気のエリアにある家。
部分的なリフォーム(水回りなど)で効果が期待できる家。
・費用対効果をしっかり計算できる人。
・建物が著しく老朽化している(倒壊危険など)。
旧耐震基準で価値が低い。
再建築不可などで建物価値ゼロ。
立地が非常に良い土地。
・解体費用を負担できる資金がある人。
とにかく早く・手間なく売りたい人。
相続で遠方の実家を手放したい人。
老朽化が激しく、仲介では売れそうにない家。
・売却後の責任を負いたくない人。

どの方法がベストかは、家の状態、立地、あなたの資金状況、そして「いつまでに売りたいか」によって全く異なります。自己判断は危険です! 必ず、複数の不動産会社(できれば古い家の売却実績が豊富な会社)に相談し、「うちの場合は、どの売り方が一番有利ですか?」と、それぞれのパターンで見積もりやシミュレーションをしてもらいましょう。

「空き家バンク」は、自治体が運営する空き家情報サイトで、特に地方の物件の場合、登録してみる価値はあります。ただし、成約率は高くなく、手続きも煩雑な場合があるため、上記の①~④の方法と並行して検討する、くらいの位置づけで考えるのが良いかもしれません。

 

古い家でも諦めない!少しでも「高く売る」ための秘訣

古い家を高く売る秘訣

「古いから安くても仕方ない…」と諦める前に! 古い家ならではの魅力を引き出し、少しでも有利に売却するための工夫をしてみましょう。

# 高く売るための秘訣 具体的なアクション
相場をしっかり把握する ・「建物価値ゼロ、土地値のみ」と決めつけない!
・近隣の「古家付き」と「更地」両方の成約事例を調べ、土地としての価値を正確に把握する。
「第一印象」は徹底的に磨く! 掃除・整理整頓・家財道具の処分は必須! 空き家でもホコリだらけはNG。
庭の草むしり・剪定も忘れずに。外観がスッキリするだけで印象が変わる。
換気を行い、カビ臭やホコリ臭さをなくす。
家の状態を「見える化」する ・買い手の「見えない部分への不安」が一番のネック。
・費用はかかるが「ホームインスペクション(建物状況調査)」を受け、家の健康状態を客観的に示すと、買い手の安心感につながり、値下げ交渉を防ぎやすい。
「古さ」を「魅力」として伝える ・単に古いだけでなく、「古民家風の趣がある」「梁や柱が立派」「リノベーションベースとして面白い」など、ポジティブな側面をアピールできないか考える。
・ターゲット(例:DIY好き、古民家カフェやりたい人など)を絞って広告を打つ。
「土地」としての魅力を強調する ・建物がマイナスなら、土地の魅力(立地の良さ、日当たり、広さ、周辺環境、将来性など)を前面に押し出してアピールする。

古い家には、新しい家にはない魅力や可能性があります。それをどう引き出し、どう伝えるかが、売却価格を左右するカギになります。

 

【最重要】古い家売却で「後悔しない」ための注意点

古い家売却の注意点

古い家の売却には、特有のリスクも潜んでいます。後で「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、必ず押さえておきたい注意点です。

# 注意点 リスクと対策
契約不適合責任
(隠れた欠陥)
【リスク】古い家は、売主も知らなかった雨漏り、シロアリ、給排水管の重大なサビ・詰まり、基礎のヒビなどが隠れている可能性が高い。売却後に発覚すると、買主から修繕費用や損害賠償を請求される!
【対策】
 → ホームインスペクションで状態を把握する。
 → 把握している不具合や懸念点は、絶対に隠さず正直に告知する!(「告知書」に記載)
 → 契約書で責任を負う期間を明確に定める(例:引渡し後3ヶ月など)。
 → 「瑕疵保険」への加入を検討する。
 → リスクをゼロにしたいなら「買取」(責任免除が一般的)も検討。
税金
(取得費不明・空き家特例)
【リスク】古い家は、購入時の契約書などを紛失していることが多く、「取得費不明」になると、売却益が不当に高く計算され、税金が跳ね上がる!(概算取得費5%ルールのため)
【リスク】相続した空き家の場合、使えると大きい「相続空き家の3,000万円控除」の適用要件(耐震or解体、相続開始から3年以内など)が非常に複雑で、知らないと使えず損をする!
【対策】
 → 購入時の書類を徹底的に探す! 無ければ税理士に相談。
 → 相続した実家の場合は、税理士に特例が使えるか必ず相談する。
境界・権利関係 【リスク】隣地との境界が曖昧相続登記が未了共有名義で意見がまとまらない…といった「実家あるある」問題。これらが未解決だと売れない!
【対策】
 → 売却前に土地家屋調査士境界確定測量を依頼(推奨)。
 → 司法書士に依頼し、相続登記を完了させる。
 → 共有者全員と連絡を取り、売却の合意形成を行う(遺産分割協議書の作成)。

これらのリスクは、放置すると売却活動がストップしたり、売却後に大きな金銭的負担が発生したりする可能性があります。売却活動を始める前に、これらの点についてもしっかり確認・準備しておくことが、古い家売却を成功させる上で非常に重要です。 不安な点は、迷わず専門家(不動産会社、司法書士、土地家屋調査士、税理士など)に相談しましょう。

 

古い家売却に強い!信頼できる不動産会社の見つけ方

信頼できる不動産会社選び

古い家の売却は、新築や築浅物件とは違う難しさがあります。だからこそ、その特性を理解し、最適な戦略を提案してくれる、信頼できる不動産会社を選ぶことが何よりも大切です。

「古い家」「空き家」の売却実績が豊富な会社を選ぼう!

不動産会社にも得意分野があります。古い家の売却を依頼するなら、やはり中古戸建て、特に築古物件や空き家の売却実績が豊富な会社を選ぶべきです。

【チェックポイント】

  • ホームページや広告で、中古戸建ての売却事例(特に築年数が古いもの)を多く紹介しているか?
  • 査定時に、古い家ならではの評価ポイント(土地の価値、リフォームの可能性など)をしっかり見てくれるか?
  • 相続案件や空き家対策に関する知識・経験はありそうか?
  • 提携している専門家(解体業者、リフォーム業者、司法書士、税理士、土地家屋調査士など)はいるか?

特に、地元・尼崎市に根ざした地域密着型の不動産会社は、地域の買い手ニーズ(例:「このエリアなら古くても土地で売れる」「リノベ素材として探している人がいる」など)を熟知しているため、頼りになる存在です。

査定額だけでなく、「提案力」と「担当者の人柄」で選ぶ!

複数の会社に査定を依頼したら、金額の比較はもちろんですが、以下の点も重視してパートナーを選びましょう。

  • 売却戦略の提案:「現状のまま売るべきか? リフォームすべきか? 解体すべきか?」など、あなたの家の状況に合わせた具体的な戦略と、その根拠を説明してくれるか?
  • リスク説明:契約不適合責任など、古い家ならではのリスクについても、きちんと説明し、対策を一緒に考えてくれるか?
  • 担当者の対応:こちらの話を親身に聞き、専門用語を使わずに分かりやすく説明してくれるか? 連絡はマメか?

売却活動は、担当者と二人三脚で進める長い道のりになることもあります。「この人になら安心して任せられる」と思える、信頼関係を築ける担当者を見つけることが、何より大切です。

私たちリブネクストも、尼崎市での豊富な経験に基づき、古い家や空き家の売却に関する様々なご相談に対応しております。お客様にとって最善の売却方法(仲介、買取、リフォーム提案、解体相談など)を一緒に考え、全力でサポートいたします。
→ リブネクストが不動産売却で選ばれている理由はこちら

 

まとめ:古い家でも諦めない!賢い戦略と準備で成功へ

古い家売却成功のまとめ

古い家の売却について、知っておくべきこと、売却方法、高く売る秘訣、そして注意点まで、詳しく見てきました。

古い家には、確かに売却のハードルがあるかもしれません。しかし、

  • 家の状態を正確に把握し(インスペクション推奨!)、
  • 最適な売却方法(現状?リフォーム?解体?買取?)を冷静に選択し、
  • 古い家ならではの魅力を引き出す工夫をし、
  • 特有のリスク(契約不適合責任、税金、権利関係)にしっかり備え、
  • そして何より、古い家売却に強い、信頼できる不動産会社をパートナーに選ぶこと。

これらを実践すれば、きっとあなたの古い家も、納得のいく形で売却できるはずです。「古いから…」と諦めずに、まずは情報収集と専門家への相談から始めてみませんか?

 

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古い家、空き家の売却実績も豊富です。お客様のご状況やご希望を丁寧にお伺いし、査定はもちろん、最適な売却方法(仲介、買取、リフォーム提案、解体相談など)をご提案。相続や税金、境界問題に関する専門家(司法書士、税理士、土地家屋調査士)とも連携し、ワンストップでサポートいたします。

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