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2025年09月30日

家を売るなら不動産屋の「買取」?損しないための選択肢と注意点




監修者
尼崎市の不動産
山内康司
TikTokにて、不動産売却・購入について配信中。
不動歴10年以上。元警察官。


家を売るなら不動産屋の「買取」?「仲介」との違いと損しないための選択肢、注意点を徹底解説!

「家を売りたいけど、早く現金化したい…」「内覧とか面倒だな…」「でも、不動産屋の『買取』って、安く買い叩かれそうで怖い…」

家の売却を考え始めた時、「仲介(ちゅうかい)」でじっくり買い手を探すか、「買取(かいとり)」で不動産会社にスパッと買い取ってもらうか、悩ましい選択ですよね。特に「買取」は、スピーディーな反面、「損をするんじゃないか?」という不安が常につきまといます。

この記事では、そんなあなたの疑問や不安を解消するために、不動産買取のリアルなメリット・デメリット「仲介」との決定的な違い、そして「どんな人が買取を選ぶべきか」を徹底的に比較・解説します! さらに、後悔しない不動産屋選びのポイントもご紹介。「買取」が本当にあなたにとってベストな選択肢なのか、この記事を読んで冷静に判断しましょう。

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「仲介」と「買取」:あなたはどっち? 仕組みとメリット・デメリットを徹底比較!

仲介と買取の仕組み比較

家の売却方法は、主にこの2つ。そして、その中間的な「買取保証」という選択肢もあります。それぞれの仕組みと特徴を、ご要望のあった「テーブル(表)」で比較してみましょう。

比較ポイント ① 仲介 ② 即時買取 ③ 買取保証(仲介+買取)
仕組み 不動産会社が買主を探す(広告活動など) 不動産会社が直接、買主となって買い取る まず「仲介」で一定期間売り出し、売れ残ったら約束の価格で不動産会社が買い取る
売却価格 高い(市場価格) 安い(市場価格の6~8割程度が目安) 仲介なら市場価格。
買取になった場合は、即時買取よりさらに安くなることも。
売却スピード 遅い(平均3~6ヶ月。1年以上かかることも) 早い(最短数日~数週間) 仲介期間(例:3ヶ月)+買取手続き期間。仲介で売れなければ遅くなる。
仲介手数料 必要 不要(なことが多い) 仲介で売れれば必要。買取になった場合は不要(なことが多い)。
内覧対応など
売主の手間
必要(掃除、日程調整など) 不要(査定時の1回のみ) 仲介期間中は必要
近所への告知 広告活動をするため、知られる 広告しないため、知られにくい 仲介期間中は知られる
契約不適合責任(※) 負う(期間は契約で定める) 免除されることが多い(買主がプロの業者のため) 仲介なら負う。買取になった場合は免除されることが多い。
どんな人向け? ・少しでも高く売りたい人
・売却期間に余裕がある人
・とにかく早く現金化したい人
・手間をかけたくない人
・近所に知られたくない人
・売却後の責任を負いたくない人
高く売るチャンスも欲しい
・でも、売れ残るリスクは避けたい人
・住み替えなどで売却期限がある人

※契約不適合責任:売却後に、契約書に記載のない重大な欠陥(雨漏り、シロアリなど)が見つかった場合に、売主が買主に対して負う責任のこと。

 

なぜ「買取」は安くなる? その理由とメリットを深掘り

買取のメリット・デメリット

「買取」を選ぶかどうかは、結局「価格」と「スピード・手軽さ」を天秤にかけることになります。まずは、なぜ買取価格が安くなるのか、その理由をしっかり理解しておきましょう。

買取価格が「仲介」より安くなる、ちゃんとした理由

不動産会社があなたの家を相場(例えば3,000万円)より安く(例えば2,400万円で)買い取るのは、決してボランティアではなく、ビジネスだからです。不動産会社は、買い取った家をそのまま再販するのではなく、お金と手間をかけて「商品化」してから、利益を乗せて再び市場で売る必要があります。

買取価格が安くなる理由(=不動産会社が負担するコストやリスク)は、主に以下の通りです。

  • リフォーム・リノベーション費用:買い取った家を魅力的に見せるため、キレイにリフォームやクリーニングを行います。その費用が最初から差し引かれます。
  • 再販時の販売経費:買い取った家を再び売るための広告費や、登記費用などがかかります。
  • 在庫リスク・金利負担:買い取ってから売れるまでの間、不動産会社はその物件を「在庫」として抱えます。その間の固定資産税や、物件取得のための借入金利も負担します。
  • 契約不適合責任のリスク:不動産会社は、再販時に次の買主に対して契約不適合責任を負います。そのリスク分も価格に織り込まれます。
  • 会社の利益:もちろん、これら全てのコストとリスクを負った上で、最終的に利益を出す必要があります。

つまり、買取価格とは、市場価格からこれらの「将来かかるコスト」や「リスク」「会社の利益」を差し引いた金額なのです。これが、仲介よりも安くなる理由です。

それでも「買取」を選ぶメリット:スピードと安心感

価格が安くなるという大きなデメリットがあっても、買取が選ばれるのには、それを上回るメリットがあるからです。

  1. とにかく「早い」:買い手を探す必要がないため、査定から現金化までが非常にスピーディー。急な転勤や相続税の納税期限が迫っている場合など、「スピード」が最優先事項なら最強の選択肢です。
  2. とにかく「ラク」:広告活動や、週末ごとの内覧対応、それに伴う掃除・片付けといった面倒な手間が一切かかりません。遠方に住んでいる場合や、高齢で対応が難しい場合にも助かります。
  3. 「売れ残るかも…」という不安がない:仲介のように「いつ売れるか分からない」という精神的なストレスがありません。確実に売却でき、資金計画が立てやすいです。
  4. 「契約不適合責任」から解放される:買主がプロの不動産業者であるため、売却後の隠れた欠陥に対する責任(契約不適合責任)を「免除」してもらえるケースがほとんど。これは、特に古い家を売る場合に非常に大きな安心材料となります。
  5. 近所に知られずに売れる:広告活動を一切行わないため、「近所の人に売却を知られたくない」というプライバシー重視の方にも向いています。

 

「仲介」で高く売るチャンスを狙う!

仲介で高く売る

「やっぱり、安くなるのはイヤだ!」「時間はかかってもいいから、少しでも高く売りたい!」…そう考えるなら、選ぶべきは「仲介」です。

仲介のメリット:市場価格での高額売却

仲介の最大のメリットは、何と言っても「市場価格」で売却できる可能性があることです。不動産会社に、あなたの家の魅力を最大限に引き出す販売活動(広告、内覧対応など)をしてもらい、広く買い手を募ります。良い買い手が見つかれば、買取価格よりも数百万円単位で高く売れることも珍しくありません。

仲介のデメリット:時間・手間・リスク

ただし、仲介には買取にはないデメリットもあります。

  • 時間がかかる:買い手が見つかるまで数ヶ月、場合によっては1年以上かかることも。
  • 手間がかかる:内覧希望が入るたびに、掃除・片付け・日程調整・立ち会い(居住中の場合)が必要。
  • 仲介手数料がかかる:売却価格に応じて、不動産会社への成功報酬(上限:売却価格×3%+6万円+消費税)が発生する。
  • 契約不適合責任を負う:売却後に隠れた欠陥が見つかった場合、売主として責任を負う必要がある。
  • 売れ残るリスク:価格設定や物件の状態によっては、なかなか買い手がつかない可能性も。

時間に余裕があり、これらの手間やリスクを許容できるなら、高額売却を目指して「仲介」を選ぶのが王道と言えるでしょう。

 

結局、どっちを選ぶ?「買取」と「仲介」の判断基準

買取と仲介 どちらを選ぶ?

ここまで見てきたように、買取と仲介には一長一短があります。「どっちが正解」というものはなく、あなたの状況や優先順位によって「最適解」が変わってきます。

【あなたはどっち向き? 判断基準】

▼「買取」がおすすめなのは、こんな人!

  • スピード最優先!(転勤、相続税納税、ローン返済などで売却期限が迫っている)
  • 手間をかけたくない(内覧対応や掃除・片付けが面倒、遠方に住んでいる)
  • 近所に知られたくない
  • 売却後の責任(契約不適合責任)を負いたくない(家が古い、不具合があるなど)
  • 仲介で売りに出したが、長期間売れ残っている

▼「仲介」がおすすめなのは、こんな人!

  • 価格最優先!(少しでも高く売りたい)
  • 売却期間に余裕がある(半年~1年程度かかっても大丈夫)
  • 内覧対応などの手間を惜しまない
  • 家が比較的新しい、人気エリアにあるなど、売れやすい条件が揃っている

▼「買取保証」がおすすめなのは、こんな人!

  • 住み替えなどで、「〇月までには絶対に売りたい」という期限がある
  • 高く売れるチャンスも追求したいが、売れ残るリスクは避けたい
  • (ただし、保証される買取価格は即時買取よりさらに安くなる可能性も)

 

後悔しないための「不動産屋選び」のポイント

不動産屋選びのポイント

「仲介」を選ぶにしても、「買取」を選ぶにしても、最終的にあなたの売却が成功するかどうかは、信頼できる不動産屋(パートナー)に出会えるかにかかっています。

# チェックポイント なぜ重要か? / 何を確認する?
「仲介」も「買取」も
 両方提案できるか?
・「買取専門」の業者は買取しか提案できません。「仲介専門」の業者も同様です。
両方の選択肢を持っている会社なら、あなたの状況を聞いた上で、客観的に「どちらがベストか」を提案してくれる可能性が高いです。
査定額の「根拠」は
 明確か?
・(仲介・買取ともに)提示された査定額の根拠(周辺の成約事例、市場動向、買取の場合のコスト計算など)を、データに基づいて具体的に説明してくれるか?
根拠のない高額査定(おとり査定)や、不当な低額査定(買い叩き)でないかを見極める!
地域(尼崎市など)に
 精通しているか?
・そのエリアでの売却実績は豊富か?
・地域の相場や、どんな層が買い手になるかを熟知しているか?
尼崎市に強い地域密着型の会社は、独自のネットワークや情報を持っていることが多く、頼りになります。
担当者は
 信頼できるか?
・こちらの話を親身になって聞いてくれるか?
・メリットだけでなく、デメリットやリスクも正直に説明してくれるか?
レスポンスは早いか? コミュニケーションはスムーズか?
「人」としての相性も大切!
口コミや評判は? ・ネットの口コミサイトや、知人からの評判も参考に。(ただし鵜呑みにしない)
・長年その地域で営業しているか、免許番号(更新回数が多いほど古い)なども目安に。

必ず複数社に査定(仲介査定・買取査定の両方)を依頼し、金額だけでなく、担当者の対応や提案内容をしっかり比較して、納得できるパートナーを選びましょう。

 

まとめ:「買取」は有効な選択肢。でも、比較検討なしの即決はNG!

家の売却における「買取」は、「スピード」「手軽さ」「安心感(責任免除)」という、仲介にはない大きなメリットを持つ、非常に有効な選択肢の一つです。

しかし、その裏には「価格が安くなる」という明確なデメリットがあります。この点を十分理解せず、安易に一社の言い値で決めてしまうと、「もっと高く売れたはずなのに…」と後悔することになりかねません。

大切なのは、ご自身の状況(なぜ売りたい? いつまでに売りたい? 手間はかけられる?)を整理し、「仲介」の場合の予想価格・期間と、「買取」の場合の価格・期間を、信頼できる複数の不動産会社に提示してもらい、冷静に天秤にかけることです。

「買取」ありきで考えるのではなく、あくまで「選択肢の一つ」として、客観的に判断しましょう。

 

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「うちの場合、仲介と買取、どっちがいいんだろう?」「両方の査定額を知った上で判断したい!」

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