実家が売却できない?売れない理由と今すぐできる解決策

監修者
山内康司
TikTokにて、不動産売却・購入について配信中。
不動歴10年以上。元警察官。
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実家が売却できない?売れない理由と今すぐできる解決策
実家を売却したくても、なかなか売れないとお悩みではありませんか?この記事では、実家が売れない原因を徹底的に分析し、売却を成功させるための具体的な解決策を解説します。
実家が売れない主な原因とは?
築年数の経過と老朽化
築年数が古い物件は、どうしても買い手がつきにくい傾向にあります。建物の老朽化が進んでいる場合は、リフォームや建て替えが必要になるため、さらに敬遠されがちです。
具体的には、1981年以前の旧耐震基準で建てられた住宅は、耐震性が低いとみなされ、住宅ローンが通りにくい、あるいは保険料が高くなるなどのデメリットがあります。
また、内装や設備が古くなっている場合も、買い手はリフォーム費用を考慮して購入を検討するため、売却価格を下げる要因となります。
対策としては、売却前にリフォームを行う、あるいはリフォーム費用を考慮した価格設定にするなどが考えられます。また、インスペクション(建物状況調査)を行い、建物の状態を明確にすることで、買い手の不安を軽減することも有効です。築年数だけでなく、建物の維持管理状況も重要なポイントとなります。
立地の悪さ
駅から遠い、周辺に商業施設がないなど、立地が悪いと需要が低迷します。特に、高齢化が進む地域では、生活の利便性が重視されるため、立地条件は売却を左右する大きな要因となります。
具体的には、最寄りの駅まで徒歩20分以上かかる、スーパーや病院などの生活に必要な施設が近くにない、バスの本数が少ないなどの場合は、立地が悪いと判断されることが多いです。また、坂道が多い、道が狭いなども、高齢者にとっては不便な要素となります。
対策としては、物件の魅力を最大限にアピールすることが重要です。例えば、バス停が近い場合は、バスの時刻表を提示する、周辺の生活施設へのアクセス方法を詳しく説明するなどが考えられます。
また、庭がある場合は、手入れをして美しい状態を保つ、眺望が良い場合は、その点を強調するなども有効です。立地のデメリットを、他の魅力でカバーすることが重要となります。
再建築不可物件である
再建築不可の物件は、建て替えができないため、資産価値が著しく低くなります。購入後の利用方法が限られるため、売却は非常に困難です。再建築不可となる主な理由は、建築基準法上の接道義務を満たしていないことです。
具体的には、幅4メートル以上の道路に2メートル以上接していない場合が該当します。再建築不可物件は、住宅ローンが利用できない場合が多く、買い手は現金で購入する必要があるため、さらに需要が限られます。
対策としては、隣接する土地の所有者に土地の一部を譲ってもらい、接道義務を満たすことができれば、再建築が可能になる場合があります。また、リフォームやリノベーションを行い、建物の価値を高めることも有効です。
ただし、大規模な改修は建築確認が必要になる場合があるため、注意が必要です。専門家と相談しながら、最適な方法を検討しましょう。
ポイント
- 売却前にリフォームやインスペクションを実施し、価格設定を見直す
- 交通アクセスや周辺施設の利便性を強調し、庭や眺望をアピール
- 隣地所有者と交渉して接道義務を満たし、リノベーションで物件価値を向上させる
売却を成功させるための対策
不動産会社に仲介を依頼する
不動産会社に仲介を依頼することで、物件の魅力を最大限に引き出し、適切な価格で買い手を見つけることができます。複数の不動産会社に査定を依頼し、比較検討することが重要です。
不動産会社を選ぶ際には、実績や得意分野を確認しましょう。地域密着型の不動産会社は、地域の相場や需要に詳しく、売却活動を効果的に行ってくれる可能性が高いです。また、大手不動産会社は、ネットワークが広く、多くの買い手候補にアプローチすることができます。
査定を依頼する際には、売却戦略やサービス内容を比較検討しましょう。査定価格が高いからといって、必ずしも良いとは限りません。根拠のある査定価格を提示し、売却活動に力を入れてくれる不動産会社を選びましょう。
媒介契約には、一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約の3種類があります。それぞれの特徴を理解し、自分に合った契約形態を選びましょう。
一般媒介契約は、複数の不動産会社に同時に依頼できるため、より多くの買い手候補にアプローチできます。専任媒介契約と専属専任媒介契約は、1社の不動産会社にのみ依頼するため、売却活動に集中して取り組んでもらえます。
買取業者への売却を検討する
築年数が古い、立地が悪いなどの理由で売却が難しい場合は、買取業者への売却も視野に入れましょう。買取価格は仲介に比べて低くなる傾向がありますが、スムーズな売却が可能です。
買取業者は、不動産を直接買い取るため、仲介手数料がかかりません。また、内覧の手間や、買い手との交渉も不要です。そのため、すぐに現金化したい場合や、売却活動の手間を省きたい場合には、有効な選択肢となります。
ただし、買取価格は仲介に比べて低くなる傾向があります。相場価格の7割程度になることが多いようです。そのため、価格よりもスピードを重視する場合に適しています。
また、業者の評判や実績も確認することが重要です。悪質な業者も存在するため、注意が必要です。
買取業者には、不動産会社が直接買い取る場合と、買取専門の業者が買い取る場合があります。それぞれ特徴が異なるため、自分に合った業者を選びましょう。
空き家バンクの活用
空き家バンクとは、自治体が運営する空き家情報を提供するサイトです。空き家バンクに登録することで、物件情報が広く公開され、買い手が見つかる可能性が高まります。
空き家バンクは、主に地方の自治体が運営しており、都市部ではあまり普及していません。しかし、地方の空き家を売却したい場合には、有効な手段となります。
空き家バンクに登録するには、自治体の定める条件を満たす必要があります。例えば、築年数や面積、状態などが条件となる場合があります。また、登録には手数料がかかる場合もあります。
空き家バンクに登録することで、物件情報が自治体のホームページや、関連サイトに掲載されます。また、自治体によっては、空き家見学ツアーなどを開催し、買い手を探す活動を行っています。
空き家バンクは、売却だけでなく、賃貸物件としても登録することができます。売却が難しい場合には、賃貸として活用することも検討してみましょう。空き家バンクを活用する際には、自治体の担当者に相談し、登録条件や手続きを確認しましょう。
ポイント
- 地域密着型や大手不動産会社の選択肢を検討し、適切な媒介契約(一般媒介、専任媒介、専属専任媒介)を選ぶ
- 築年数が古く立地が悪い物件に有効で、価格は低くなるものの、スムーズに現金化できます。複数の業者に見積もりを依頼し、条件や評判を比較することが重要
- 地方自治体が運営する空き家情報サイトに登録し、売却が難しい場合は賃貸物件としても活用可能です。登録条件や手数料を確認し、自治体の担当者に相談することが重要
空き家放置のリスクと対策
空き家を放置することの危険性
空き家を放置すると、建物の老朽化が進み、倒壊の危険性が高まります。また、不法侵入や放火などの犯罪に利用されるリスクもあります。
建物が老朽化すると、屋根や壁が崩れ落ちたり、柱や梁が腐ったりする可能性があります。地震や台風などの自然災害が発生した場合、倒壊する危険性が高まります。倒壊した建物は、周囲の建物や通行人に危害を加える可能性があり、非常に危険です。
また、空き家は、不法侵入や不法投棄の温床となる可能性があります。不法侵入者は、空き家を隠れ家として利用したり、窃盗などの犯罪を行う可能性があります。また、空き家には、ゴミや粗大ゴミが不法に投棄されることがあり、衛生状態が悪化する原因となります。
さらに、空き家は放火のターゲットになりやすいです。放火犯は、人目につきにくい空き家を選んで犯行に及ぶことがあります。放火された建物は、周囲の建物に延焼する可能性があり、非常に危険です。
空き家を放置することは、所有者だけでなく、近隣住民にとっても大きなリスクとなります。適切な管理を行い、危険な状態にならないように注意しましょう。
固定資産税の負担増
空き家を放置すると、特定空き家に指定され、固定資産税が最大6倍になる可能性があります。適切な管理を行い、税負担を軽減することが重要です。
特定空き家とは、倒壊の危険性がある、衛生上有害となる、景観を損なうなどの状態にある空き家のことです。特定空き家に指定されると、固定資産税の住宅用地特例が適用されなくなり、固定資産税が最大6倍になる可能性があります。
住宅用地特例とは、住宅が建っている土地の固定資産税を軽減する制度です。空き家であっても、住宅として利用できる状態であれば、住宅用地特例が適用されます。しかし、特定空き家に指定されると、住宅として利用できる状態とはみなされなくなり、特例が適用されなくなります。
固定資産税は、毎年1月1日時点の所有者に対して課税されます。そのため、空き家を放置していると、毎年固定資産税を支払う必要があります。特定空き家に指定されると、その負担がさらに大きくなります。
固定資産税の負担を軽減するためには、空き家を適切に管理し、特定空き家に指定されないようにすることが重要です。また、空き家を売却したり、賃貸したりすることも、固定資産税の負担を軽減する有効な手段となります。
近隣住民への迷惑
空き家の老朽化や衛生状態の悪化は、近隣住民に迷惑をかける原因となります。雑草の繁茂や害虫の発生を防ぐため、定期的な管理が必要です。
空き家の庭に雑草が繁茂すると、景観を損なうだけでなく、害虫が発生する原因となります。蚊やハエなどの害虫は、近隣住民の生活環境を悪化させ、健康被害を引き起こす可能性もあります。
また、空き家にゴミが放置されると、悪臭が発生し、近隣住民に不快感を与えます。ゴミが腐敗すると、衛生状態が悪化し、病原菌が発生する可能性もあります。
さらに、空き家が老朽化し、屋根や壁が崩れ落ちると、近隣の建物や通行人に危害を加える可能性があります。特に、台風や地震などの自然災害が発生した場合、倒壊の危険性が高まります。
空き家を放置することは、近隣住民の生活環境を悪化させ、安全を脅かす行為となります。定期的な管理を行い、迷惑をかけないように注意しましょう。
具体的には、定期的に草刈りを行い、雑草の繁茂を防ぐ、ゴミを放置しない、定期的に清掃を行う、建物の老朽化が進んでいないか点検するなどの対策が必要です。
ポイント
- 建物の老朽化と倒壊の危険性は、定期的な点検・修繕を行い、老朽化を防ぐ
- 空き家は不法侵入や放火、盗難の温床になりやすいので、鍵を閉め、監視カメラを設置し、周囲を清掃する
- 地方自治体が運営する空き家情報サイトに登録し、売却が難しい場合は賃貸物件としても活用可能です。登録条件や手数料を確認し、自治体の担当者に相談することが重要
専門家への相談
不動産会社への相談
不動産会社に相談することで、物件の査定や売却方法についてアドバイスを受けることができます。実績のある不動産会社に相談するのがおすすめです。
不動産会社は、地域の相場や需要に詳しく、物件の適正な価格を査定することができます。また、売却活動をどのように進めていくか、具体的な戦略を提案してくれます。
不動産会社を選ぶ際には、実績や得意分野を確認しましょう。地域密着型の不動産会社は、地域の情報に詳しく、きめ細やかなサポートをしてくれる可能性があります。大手不動産会社は、ネットワークが広く、多くの買い手候補にアプローチすることができます。
不動産会社に相談する際には、物件の状況や売却希望時期、希望価格などを伝え、具体的なアドバイスをもらいましょう。複数の不動産会社に相談し、比較検討することで、より自分に合った不動産会社を見つけることができます。
弁護士・税理士への相談
相続問題や税金に関する悩みがある場合は、弁護士や税理士に相談することで、専門的なアドバイスを受けることができます。
実家を売却する際には、相続問題や税金に関する問題が発生する可能性があります。例えば、相続人が複数いる場合、遺産分割協議が必要になります。また、売却によって得た利益には、譲渡所得税が課税されます。
これらの問題は、専門的な知識が必要となるため、弁護士や税理士に相談するのがおすすめです。
弁護士は、相続問題や不動産に関する紛争を解決する専門家です。遺産分割協議のサポートや、不動産売買契約に関するアドバイスなど、法律的な側面からサポートしてくれます。
税理士は、税金に関する専門家です。譲渡所得税の計算や節税対策、相続税対策など、税金に関するアドバイスをしてくれます。
弁護士や税理士に相談する際には、事前に相談内容を整理し、必要な書類を準備しておきましょう。また、相談費用や料金体系についても確認しておくことが重要です。
自治体への相談
空き家に関する補助金制度や相談窓口は、自治体によって異なります。お住まいの自治体に問い合わせて、利用できる制度がないか確認してみましょう。
多くの自治体では、空き家の活用や管理に関する補助金制度を設けています。例えば、空き家の解体費用の一部を補助したり、リフォーム費用の一部を補助したりする制度があります。また、空き家の相談窓口を設け、専門家による相談会やセミナーを開催している自治体もあります。
これらの制度を活用することで、空き家の管理や活用にかかる費用を抑えたり、専門家からアドバイスをもらったりすることができます。
自治体のホームページや窓口で、空き家に関する情報や制度を確認してみましょう。また、電話やメールで問い合わせることもできます。
自治体によっては、空き家バンクを運営している場合があります。空き家バンクに登録することで、物件情報が広く公開され、買い手が見つかる可能性が高まります。
自治体への相談は、空き家問題を解決するための第一歩となります。積極的に活用してみましょう。
ポイント
- 物件の査定や売却方法について専門的なアドバイスを受け、地域密着型や大手不動産会社を比較して選ぶ。実績のある会社を選ぶことが重要
- 相続問題や税金に関するアドバイスを受け、弁護士は相続問題や不動産紛争をサポート、税理士は譲渡所得税や節税対策を提供。事前に相談内容を整理し、必要書類を準備する。
- 空き家に関する補助金制度や相談窓口を活用。空き家解体費用やリフォーム費用の補助金や、空き家バンクを利用して物件を公開し、買い手を見つけやすくする。
事前の対策で安心できる不動産売却をご検討なら「リブネクスト」へご相談下さい。
家の売却後のリスクを極力無くしたい方は、ぜひ「リブネクスト」にお気軽にご相談ください。
売却後のクレームになりそうな所を、事前に対処させていただきどのように進めていけばいいかお伝えさせていただきます。
また、弊社自身が購入させていただく事もできる場合があり、即時売却も可能なのが強みです。
尼崎で売却実績が豊富な「リブネクスト」へ、まずはご相談いたしませんか?
住み替えのタイミングや、売却のタイミングなど含めて色々とお伝えさせていただきます。