空き家が売れない? 上手に手放すために!専門家が教える方策
監修者
山内康司
TikTokにて、不動産売却・購入について配信中。
不動歴10年以上。元警察官。

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【空き家が売れない!】尼崎市で処分に困ったら…原因と対策、手放すための最終手段まで専門家が解説
「相続した実家(空き家)が、売りに出しても全然売れない…」「管理費や税金ばかりかかって、もう手放したい…」「どうすれば処分できるんだろう?」
空き家を所有している方にとって、売れない状況が続くのは本当にストレスですよね。特に尼崎市のように住宅地が多いエリアでも、条件によっては買い手が見つかりにくい空き家は存在します。
しかし、諦めるのはまだ早いです! 空き家が売れないのには、必ず何かしらの「理由」があります。その原因を突き止め、適切な「対策」を講じ、場合によっては「処分方法」を変えることで、解決の糸口はきっと見つかります。
この記事では、空き家が売れずにお悩みの方のために、売れない主な原因の分析から、今すぐできる具体的な対策、そして「売却」以外の手放すための様々な方法、売却時の注意点まで、専門家の視点で詳しく解説します!
なぜ? あなたの空き家が売れない【6つの主な原因】

「なぜうちの空き家だけ売れないんだろう…」 まずは、その原因を冷静に突き止めることがスタートです。ご自身の状況と照らし合わせてみてください。
| 原因 | 具体的な状況 | 対策の方向性 |
|---|---|---|
| ① 価格設定が 高すぎる |
周辺の相場(特に土地値)とかけ離れた価格設定になっている。近隣の類似物件より明らかに高い。 | ・相場の再調査(成約価格ベースで)。 ・適正価格への見直し(値下げ)を検討。 |
| ② 建物の老朽化・ 状態が悪い |
・老朽化が激しく、大規模修繕が必要(雨漏り、傾きなど)。 ・旧耐震基準(1981年以前)で耐震性に不安。 ・室内がゴミや残置物で溢れている。 ・シロアリ被害、ネズミの発生など。 |
・リフォーム(費用対効果を要検討)。 ・解体して更地にする。 ・現状のまま「買取」を検討。 ・残置物の撤去、ハウスクリーニング。 |
| ③ 立地条件が悪い | ・駅から遠い、バス便も少ない。 ・生活利便施設(スーパー、病院など)が遠い。 ・騒音、日当たり、景観などの問題。 ・(尼崎市内でも)エリア自体の需要が低い。 |
・立地は変えられないため、価格に反映させる(相場より安くする)。 ・ターゲット層を絞る(例:車移動がメインの人)。 ・立地以外の魅力(広さ、静かさなど)をアピール。 |
| ④ 土地に法的な 問題がある |
・「再建築不可物件」である(接道義務違反)。 ・市街化調整区域内にある(原則、家を建てられない)。 |
・再建築不可物件に詳しい不動産会社に相談。 ・隣地所有者との交渉(承諾や土地売買)。 ・リフォームでの活用を提案。 ・専門の買取業者に相談。 |
| ⑤ 権利・境界の 問題 |
・相続登記が未了(亡くなった親名義のまま)。 ・共有名義で、共有者全員の同意が得られていない。 ・隣地との境界が未確定でトラブルになっている。 |
・司法書士に依頼し、相続登記を完了させる。 ・共有者全員と話し合い、合意する(弁護士相談も)。 ・土地家屋調査士に依頼し、境界確定測量を行う。 |
| ⑥ 依頼中の 不動産会社の問題 |
・販売活動を熱心にしてくれていない(広告が少ないなど)。 ・空き家売却のノウハウがない。 ・担当者からの報告・連絡・相談がない。 |
・担当者に活動状況を確認し、改善を要求。 ・媒介契約を見直し、他の不動産会社(特に空き家・古家売却に強い会社)への変更を検討。 |
「普通に家が建っている地域なのに売れない」という場合、原因のほとんどは「①価格設定」か「⑤権利関係」、あるいは「⑥不動産会社」の問題であることが多いです。立地や老朽化は、価格にさえ適切に反映されていれば、それを求める買い手はいるものです。まずは、ご自身の空き家がどの原因に当てはまるか、冷静に分析してみましょう。
「そのうち…」が命取り!空き家を放置する【4大リスク】

「売れないなら、とりあえずそのまま放置しておこう…」
その判断が、将来的に取り返しのつかない事態を招くかもしれません! 空き家を放置することには、お金と安全の両面で大きなリスクが伴います。
| リスク | 具体的な内容と危険性 |
|---|---|
| ① 【最恐】税金が最大6倍に! (特定空家) |
・放置され、倒壊の危険、衛生上有害、景観を著しく損なう状態だと自治体(尼崎市など)から「特定空家」に指定される可能性があります。 ・自治体からの「勧告」を受けると、固定資産税の住宅用地特例(最大1/6に軽減)が適用除外となり、税額が実質的に3~6倍に跳ね上がるリスクがあります! ・命令に従わなければ、行政代執行(強制解体)となり、その費用(数百万円)も請求されます。 |
| ② 近隣トラブル・ 損害賠償リスク |
・雑草の繁茂、害虫・害獣の発生、悪臭などで近隣からクレーム。 ・台風で屋根や外壁が飛散、ブロック塀が倒壊し、隣家や通行人に被害を与えた場合、所有者として損害賠償責任(数百万~数千万円!?)を問われる可能性があります。 |
| ③ 倒壊・犯罪リスク | ・人の住まない家は急速に老朽化し、倒壊のリスクが高まります。 ・不法侵入(ホームレス、若者のたまり場など)、放火のターゲット、不法投棄の場所にされるなど、地域の治安を悪化させる原因にも。 |
| ④ 資産価値の暴落 | ・放置すればするほど家の劣化は進み、売れるものも売れなくなります。 ・いざ売ろうとした時には、解体費用を差し引くとマイナスになる「負動産」と化してしまう可能性も。 |
このように、空き家の放置は「百害あって一利なし」。維持費(税金、保険料、管理費)がかかり続けるだけでなく、さらなる金銭的負担や法的責任を負うリスクを高めてしまうのです。売れないからと放置するのではなく、「どうすれば手放せるか」に頭を切り替えることが重要です!
売れない空き家を「手放す」ための具体的な処分方法

「仲介」で売れない場合でも、空き家を手放す(処分する)方法はいくつかあります。それぞれの特徴を理解し、ご自身の状況に合った方法を選びましょう。
| 処分方法 | メリット | デメリット/注意点 | こんな人向け |
|---|---|---|---|
| ① 仲介で売る(再チャレンジ) ・リフォーム/解体含む |
・最も高く売れる可能性がある。 ・リフォームや更地にすることで、売れやすくなる場合も。 |
・時間がかかる(売れない可能性も)。 ・手間がかかる(内覧、準備など)。 ・仲介手数料がかかる。 ・リフォーム/解体費用が先にかかる。 |
・まだ売却を諦めたくない人。 ・リフォーム/解体費用を捻出できる人。 ・時間に比較的余裕がある人。 |
| ② 不動産買取業者へ売却 | ・スピーディー(最短数日)。 ・手間がかからない(現状のまま、荷物そのままでもOKな場合多し)。 ・契約不適合責任が免除されることがほとんど。 ・近所に知られにくい。 |
・価格は仲介より大幅に安くなる(市場価格の6〜8割目安)。 | ・とにかく早く・手間なく手放したい人。 ・老朽化が激しい、残置物が多い人。 ・遠方にお住まいの人。 ・相続税納税など、期限がある人。 |
| ③ 空き家バンクへの登録 | ・自治体が運営するサイトに掲載。 ・無料で登録できることが多い。 ・自治体の補助金(改修費など)と連携できる場合も。 |
・成約率は高くない。 ・登録や手続きが煩雑な場合も。 ・都市部(例:尼崎市中心部)では対象外や、効果が薄いことも。 |
・地方の物件。 ・仲介や買取と並行して、ダメ元で試してみたい人。 |
| ④ 相続放棄 (※相続発生時のみ) |
・管理責任や維持費から法的に解放される。 | ・相続開始から3ヶ月以内に手続き必須! ・預貯金など他のプラスの財産も全て放棄することになる! ・次の順位の相続人に管理責任が移る。 ・安易に選ぶべきではない! |
・明らかに負債(ローン残債など)の方が多い。 ・他のプラスの財産が一切ない。 ・(必ず弁護士・司法書士に相談!) |
| ⑤ 無償譲渡・寄付 | ・タダで引き取ってもらう。 | ・引き取り手を(個人で)見つけるのはほぼ不可能(税金・責任も移るため)。 ・自治体やNPOへの寄付も、よほど利用価値がないと断られる。 |
・最終手段中の最終手段。 ・(あまり現実的ではない) |
現実的に考えると、売れない空き家を手放すための有効な選択肢は、「①仲介(条件見直し)で再チャレンジ」するか、「②不動産買取業者に売却」するかのどちらかになることが多いです。特に、「リフォームや解体の費用は出せない」「早く手間なく手放したい」という場合は、「買取」が非常に有力な解決策となります。
私たちリブネクストでは、仲介はもちろん、空き家の「買取」も積極的に行っております。「荷物そのまま」「現状のまま」での買取も可能ですので、処分にお困りの方はぜひ一度ご相談ください。
売却時の注意点:空き家・古い家ならではの落とし穴

無事に売却が決まっても、空き家・古い家ならではの注意点があります。これを知らないと、後で大きなトラブルになることも…
- 注意点①:境界は確定しているか?
古い家ほど、隣地との境界が曖昧になっていることが多いです。境界杭がない、塀がどちらのものか分からない、といった状態で売却すると、買主が新築する際に隣地とトラブルになる可能性があります。売却前に土地家屋調査士に依頼し、「境界確定測量」を行っておくのが最も安全です。 - 注意点②:相続登記は完了しているか?
(2024年4月から義務化!)
相続した実家が、亡くなった親御さんや、さらには祖父母の名義のままになっていませんか? **相続登記(名義変更)が完了していない不動産は、売却できません。** 相続人が複数いる場合は、遺産分割協議を経て、速やかに司法書士に依頼し、登記を完了させましょう。 - 注意点③:契約不適合責任(隠れた欠陥)のリスク
空き家・古い家は、売主も気づいていない雨漏り、シロアリ被害、給排水管の故障などが隠れているリスクが高いです。もし「現状渡し」で売却したとしても、契約書で明確に責任を免除する特約を結んでおかないと、売却後に欠陥が見つかった場合、買主から修理費用などを請求される可能性があります(契約不適合責任)。
【対策】- ホームインスペクション(建物状況調査)で状態を把握する。
- 把握している不具合は全て「告知書」に記載して買主に伝える。
- 契約書で「契約不適合責任を免責する」特約を(買主の合意のもと)盛り込む。
- リスクを完全に回避したいなら、責任免除が一般的な「買取」を選ぶ。
まとめ:売れない空き家、放置はNG!専門家と「手放す」方策を考えよう
空き家が売れない原因は、立地、老朽化、法的問題、価格、販売活動など様々です。しかし、売れないからといって放置してしまうと、税金が跳ね上がったり、近隣トラブルや倒壊リスクを負ったりと、事態は悪化する一方です。
まずは「なぜ売れないのか」原因を冷静に分析し、価格や条件を見直して「仲介」で再チャレンジするか、あるいは「買取」という形で早く・確実に手放すか、ご自身の状況に合わせて判断することが大切です。
空き家の売却は、相続や法律、税金など専門的な知識が必要になる複雑な取引です。一人で悩まず、空き家売却の経験が豊富な、信頼できる専門家(不動産会社、司法書士、税理士など)に早めに相談すること。それが、問題を解決し、肩の荷を下ろすための、最も確実な第一歩です。
尼崎市の売れない空き家、処分・売却なら「リブネクスト」へ!
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